光触媒のしくみは植物の光合成によく似ています。光合成では、葉緑素を触媒に、光エネルギーを使って水と二酸化炭素から酸素を作り出します。
光触媒の場合は、酸化チタンなどの光触媒半導体金属を触媒とし、光エネルギー(紫外線)を使って、空気中の水と酸素から活性酸素種を作り出します。
この分解力によって様々な有害汚染物質を除去・無害化します。
安全性
AIS、ATOMY BALL 原体の安全性試験結果です。
公的試験機関による各種安全性試験結果より、何等異常が認められず高い安全性が実証されています。
※AIS 及び ATOMY BALL 原体における安全性試験においては充分に確認できておりますが、希釈、製剤化、製品化したものの安全性につきましては各メーカーにてご確認ください。
抗菌力試験
●試験概要
JIS Z 2801:2000「抗菌加工製品 – 抗菌性試験方法・抗菌効果」 5.2プラスチック製品などの試験方法を参考にして、検体の抗菌性試験を行った。
ただし、試験は以下に示す3菌株で実施し、MRSAは菌液調製溶液に 1/200NB 培地を用いた。
Escherichia coli NBRC 3972 (大腸菌)
Staphylococcus aureus subsp.aureus NBRC 12732 (黄色ブドウ球菌)
Staphylococcus aureus IID 1677 (メチシリン耐性黄色ブドウ球菌:MRSA)
●試験結果
結果を表-1に、試験を用いた試験片、フィルも及び菌液の概要を表-2に示した。
表-1 試験片の生菌数測定結果
<10:検出せず
無加工試験片:ポリエチレンフィルム
表-2 試験に用いた試験片、フィルム及び菌液の概要